2012年10月12日(金)
今後 [解説 > 経済金融]
うちの会社、親会社が生意気にも(笑)ニューヨーク証券取引所に上場しているので、その連結子会社である弊社は当然に米国会計基準に準拠しなければならない。そしてそれはSEC(証券取引委員会)の管轄下にあることも意味する。
最近こんな書類が回ってきた。
「米国・金融規制改革法第1502条(紛争鉱物)に係る規制について」(米国証券取引委員会)
タイトルだけみても何のこっちゃわからんですが、具体的にはコンゴ民主共和国及びその国境を接する隣接国において武装勢力(反政府勢力のことと思われる)が金(きん)をはじめとする鉱物の取引を通じて利益を得ている、と。弊社で使っている金をはじめとする鉱物がそのコンゴ民主共和国及び隣接国のもので「無い」ことを証明せよ、という主旨なのだ。
鉱物なんて使ってへんでぇ、と云いたいところだが最近は携帯やら何やらの基板だったり一般に気が付かないところで金が使われたていたりする。その例にもれず弊社も金をはじめとする鉱物は製品に使っている。
実際には弊社や親会社にこんなことを証明するのは無理なので、部品を作ったメーカーだったり鉱物を輸入した商社が証明書を書くことになると思うが会計と全く関係ないこんなことまでやらないといけない上に、そのコストはウチ負担。上場していることのメリットって何だ?と思わせてしまう。
おまけに監査法人もこの件について監査証明にハンコをつかないといけない、公認会計士も大変だね(爆)。
Posted by 陰陽師 at 09時51分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年10月07日(日)
カムイィ〜〜〜 [スポーツ > F1]
カムイィ〜〜〜
カムイがやってくれた。
カムイといってもガクトではない。
尼崎商店街の英雄、小林可夢偉である。
土曜日の予選日、サーキットは異様な雰囲気に包まれていた。カムイならフロントローを取るのは当たり前、いやポールポジション取ってもおかしくない、そんなニューマが鈴鹿に充満していた。スパで速かったザウバーのマシンに、特性が似ている鈴鹿は合ってるはず、という事前の情報。それをきっかけにヒーローを待望するメディアの煽りも相まって、実際にはフリー走行でそこそこの走りしか見せられなかったにも関わらず、だ。予選結果4位には失望感すら漂っていた。
たかが3位表彰台というなかれ。世界に24人しかいないF1ドライバーの称号に到達することなく去って行った多くのドライバーのことを思う時、表彰台の重みというものがわかろうというものだ。
おめでとう、カムイ!二日で450kmも走った甲斐があったよ。

道端ジェシカ
Posted by 陰陽師 at 22時48分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年10月06日(土)
名阪国道 [スポーツ > F1]
奈良天理から三重亀山に架けて名阪国道という高速道路が有る。高速道路といっても無料なので制限速度は60q/hである。
中京圏から関西圏へ車で移動する際、名神高速を使うより名阪国道を使う方が(当然)安上がりなので大型トラックなど貨物車両の通行も非常に多い。それに大阪南部や奈良から三重に移動するルートが基本的にここくらいしかないので大変混雑する道路である。
その名阪国道、天理から乗るとすぐにΩカーブと呼ばれる日本一の難所がある。その意味するところは、事故発生率が日本一!ということなのだが、この場所、車を運転していて実に楽しい場所なのである。ワタクシも何の用事もないのに走る為だけに訪れたりすることもある。
名阪国道は工期を短く早く開通する方針で作られた道路の為、山間部に全長73qある道路にも関わらずトンネルが二つしかない。そのためアップダウンが激しく山の表面をウネウネと登ったり下ったり軽くGを感じながら運転することとなる。しかし我が愛車のレガシーのパワーとスタビリィティーにおいてはその安定感が仇となりややもするとその面白さをスポイルしてしまう。
車の値段という点ではレガシーより馬鹿高ながら安定感などの性能の劣るA社やB社の車だと逆に車を操るという意味において面白いのかもしれない(激爆)。
そんなこんなで鈴鹿へ行ってきた。
続く
Posted by 陰陽師 at 19時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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