2008年02月13日(水)
RUSHERへの長く険しい道のり [怪奇骨董音楽箱 > ミュージシャンな生活]
何度も言ってるが今月23日(土)、RUSHトリビュートバンド「BTR」最後となる(かもしれない)ライヴをやる。RUSHファン、BTRファン、ろくまんファンは大事な用事を振り切って観戦に来てほしい(笑)

去年12月 プログレ普及会でのBTR
去年12月にプログレ委員会でもライヴやったところなのでその時のリハーサルも含めるともう何度もRUSHの演奏をしているのだが・・・・。
写真見ても分かるようにRUSHの曲にはシンセが必需品だ。トリオのバンドなのでサポートメンバーが弾いてるのかというとそうではなくベースのゲディ・リーが弾いている。当然シンセを弾いている間はベースはお休みだ。だけどそれではボトムが薄くなってアンサンブルとしてはいまいちだ。という事でRUSHはどうしているかというと、ゲディが左手でシンセベースの音を弾いている。また、ゲディはそれほど鍵盤が達者ではないのでシンセでコードではなくメロディを弾いている時は左手でベースを押さえる余裕が無いようで、そんな時は、ギターのアレックス・ライフソンがペダル鍵盤を踏んでベース音を出すのだ。そうやって足りない音を力を合わせて補っていくのがRUSHスタイルともいえる。彼らの曲をコピーする時、このあたりもしっかり再現するのがトリビュートバンドの使命でありまたそれが演奏していても楽しいのである。
で。ろくまんの場合シンセはYAMAHAの「MOTIF ES7」というヤツを使っていてこれ1台ですべての音をまかなっている。音色はレイヤー構造になっていて4つの音色を任意に重ねたり右と左に分けたりできるのでRUSHで必要な音は概ねコイツひとつで再現できるという頼もしいヤツだ。そんな素晴らしいシンセなんだが問題もある。同時に使える4つの音色を別々にアウトプットできないのだ。基本はトータルのステレオアウトだけで、もうひとつアサイナブルアウトってのがありそれはステレオアウトでなくそっちに音が出るように音色毎に設定できるというものだ。という事でろくまんはベース音をそのアサイナブルアウトに出力するように設定しているのだが、問題はアサイナブルアウトがボリューム調整ができないという事だ。リハーサルスタジオやライヴの会場で演奏の際、左手のベース音と右手のコードの音のバランスをうまくとってやらないといけない時に(場所によってバランスは変わってくるのだ)困る。
という事でミキサーを買った。EDIROLの『M-10MX』というモデルだ。10チャンネル(ステレオ5チャンネル)インプットできてしかもコンパクト。つまみはゲインとボリュームしかないという割り切った仕様。シンセの上にチョコンと置いて利用できるというところが最高に気に入った。早速シンセに繋げてみる。。。

見た目は完璧だ(笑) 音のほうも恐れていたほど音の劣化もノイズも無くまあ合格点だ。電池で動くし邪魔にならず手もとでベース音とコード音のレベルを調整できてすこぶる便利。う〜〜んこれは良い買い物をした(満悦)
あと。ギターのアレックスが踏むペダル鍵盤もBTRではギターのTOM氏がその職責を全うする訳だが。ペダルがろくまん所有の1台しかないため前回のプログレ普及会ではその1台をろくまんとTOM氏が替わりばんこに踏む姿がどうやら滑稽に映ったようで、、二の線で攻めたいBTRとしては(笑)そのあたりをなんとか改善したい。
という事で、、、
もう1台拝借してきた(笑)

左:ろくまんのペダル 右:JG氏のペダル
これで仲良しフロントマンの汚名は返上できそうだ。すばやい対応で貸してくれたJG氏、ありがとう!
GJ!(グッジョブ)
Posted by ろくまん at 20時32分